台湾旅行は何泊?2泊3日と3泊4日のモデルプランを紹介
この記事は、台湾旅行は何泊がおすすめなのか情報があります。
初めての台湾旅行では、以下の悩みはありませんか?
- 2泊3日では足りない?
- 2泊3日と3泊4日のモデルプランを知りたい
台湾旅行では飛行機での移動時間もあるので、何泊がいいかは迷いますよね。
この記事は、以下の情報がわかります。
- 初心者は3泊4日がおすすめ
- 2か所なら2泊3日もOK
- 1か所なら最短1泊2日も可能
詳しく解説しますね。
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台湾旅行は何泊がおすすめ?
余裕を持って台湾旅行を楽しみたいなら、3泊4日がおすすめです。
3泊4日が理想的
台湾旅行3泊4日は、以下の理由からおすすめです。
- 2か所以上行けるので充実感がある
- 海外旅行に行く機会が少ないなら充実感を求めたい
私が家族と台湾旅行をしたときは、2019年9月12日~15日まででした。3泊4日の台湾旅行だったので、台北と九份の2か所行けて充実感が高かったです。
3泊4日の旅でも、最終日になったとき「もう帰るの?」と思った程、あっという間でしたね。「3泊4日でも足りない」と思ったくらいなので、2泊3日だと物足りなさが出てしまうと思います。
特に、海外旅行が初めてで、あまり海外旅行をする機会が少ない人は、3泊4日で日程に余裕をもったほうが、充実感が高いのでおすすめです。
台北など限られた地域なら2泊3日でもOK
私の台湾旅行の場合は3泊4日でしたが、「台北だけ」など1か所に絞る旅なら、2泊3日でも十分楽しめますよ。
3泊4日したほうが良いのは、電車などで移動時間が長いときです。
台北だけに絞ればMRTの地下鉄で移動できるので、1日でもいろいろな観光名所に行くことができますよ。
台湾旅行で何泊にするか決めるため知っておきたいこと
これから台湾旅行をする人向けに、何泊にするか決められる内容を紹介しますね。
台湾観光で滞在できるのは90日まで
台湾観光は、日本人の場合90日間まで、ビザなしで滞在できます。
ただし、90日間のビザなしで滞在が許されるのは、以下のケースの場合です。
- パスポートの有効期限が滞在中に切れない
- 予約済みの帰りの航空便を取っている
なお、ビザなしで台湾に滞在する期間は延長できません。90日間を過ぎてしまうと、不法滞在者扱いになるので、台湾旅行で滞在する日数には十分注意してくださいね。
3泊4日など決められた滞在であれば、ビザのことは気を付けなくて大丈夫です。入国審査で帰りの航空券のチケットを見せれば、スムーズに入国させてくれます。
飛行機時間によっては2泊3日だと足りない
台湾旅行が2泊3日だと足りないと感じるのは、飛行機の移動時間の関係で、滞在時間が限られてしまう場合です。
例えば、お昼の便で台湾に移動したとしたら、台湾に到着するのは夕方です。夕方からの台湾観光は夜市やショッピングくらいしかありません。
また、最終日の飛行機の時間帯も注意が必要です。お昼過ぎの便に乗るとすると、空港までの移動時間や、空港で早めにチェックインするため、朝にはホテルを出なければなりません。
台湾旅行を充実させるなら、朝の飛行機で立ち、夜の便で帰る必要があります。多くの人が同じことを考えているので、朝や夜の便は人気が高く、航空運賃も高くなるので注意してくださいね。
台湾旅行で2泊3日のモデルコース
2か所の場所に移動予定の人や、ゆったり台湾観光を楽しみたい人は、2泊3日のモデルコースがおすすめです。台北と九份に移動できますよ。
1日目
1:「鼎泰豊」で小籠包を食べる
朝の便で台湾に移動します。お昼には台北に到着できるので、お昼は小籠包で有名な「鼎泰豊」で食事をします。
鼎泰豊は「ディンタイフォン」と読みます。MRTの「東門駅」から徒歩2分です。
小籠包の有名店なので、台北市内や九份の観光ツアーに組み込まれていることもあります。そのため、とても混み合っているので、お昼は20~30分待つ覚悟が必要です。
鼎泰豊の魅力は、スタッフが日本語を話せること。味が良いのはもちろんのこと、スタッフサービスも行き届いているので、初めての台湾旅行でも安心です。
小籠包は、紙の伝票に「数量」とあるので、必要な数を記載して注文します。予算は400元程度なので、日本円では2,000円くらいですよ。
2:思慕昔でマンゴーかき氷を食べる
すぐ近くにマンゴーかき氷で有名な思慕昔があるので、立ち寄ります。鼎泰豊がある道路を真っすぐ進むだけなので、迷わずに行けますね。
思慕昔は「スムージー」と読みますよ。
250元くらいなので、日本円で1,000円ちょっと。新鮮なマンゴーが食べられてこのお値段は嬉しいですね。
3:永康街で雑貨店巡り
永康街「ヨンカンジエ」はオシャレなお店が集まるエリアです。雑貨やカフェなどが経ち並ぶエリアで、かわいい雑貨をお土産に買うのがおすすめです。
若いオーナーが経営するお店が多いので、センスが良い雑貨が買えますよ。台湾らしい伝統的な柄の雑貨も手ごろな価格で買えるのが魅力です。
4:士林夜市でグルメを楽しむ
のんびり買い物を楽しんだら、ちょうどお腹が空いてきますよ。台北でも巨大な士林夜市に立ち寄って、台湾グルメを楽しみます。上記画像は、士林夜市レトロなゲームの様子です。
永康街からはMRTの「東門駅」から地下鉄へ乗り、台北の北側に移動します。「士林駅」で下車すると、すぐそこに広い夜市が広がっています。
営業時間は18時~24時ごろまでです。夜遅くまでやっていますが、帰りの交通手段を考慮して、2~3時間滞在するのがおすすめです。
士林夜市は週末になるとすごい人がいるので、迷子に注意です。はぐれたときを考慮して、携帯電話が通じるようSIMの準備をしておきたいですね。
特に人気のゾーンは、アーケードがある「美食区」です。トイレやテーブル席があり、屋根があるので雨の日でも食事が楽しめますよ。
2日目
1:朝市で食事を楽しむ
ホテルで早起きしたら、朝市で食事を楽しみたいですね。
雙連朝市「シュワンリエンチャオシー」は、朝からやっている青空市場です。MTR「雙連駅」からすぐの場所にありますよ。
朝の8時頃からお昼までやっているので、朝ごはんにピッタリです。台北市内のホテルは朝ごはんが出るところもありますが、素泊まりで安く宿泊して、朝市でご飯を食べるのもいいですね。
朝市でおすすめのご飯は、フルーツやお惣菜です。その場で作ってくれるフレッシュジュースは、新鮮で日本と比べてもお安いので、おすすめですよ。
試食をすすめてくれるお店の人もいるので、勇気を出してチャレンジしてみてください。言葉が通じなくても、ジェスチャーだけでも伝わります。
2:迪化街で食べ歩きやお土産を買う
朝市を楽しんだ雙連駅からは、徒歩15分くらいです。駅からタクシーを利用すると5分くらいなので、料金もあまりかからず移動できます。
迪化街「ティーホワジェ」はレトロな街並みが魅力で、食べ歩きや、パイナップルケーキなどのお土産を買えますよ。アーケード内にある問屋は、お土産店よりも安く買えるのが魅力です。
最近は、日本統治自体のレトロな建物を利用して、オシャレなカフェが出ているケースもあります。
私は、迪化街でお土産のパイナップルケーキを数個と、まんじゅうを買って食べました。問屋の人は活気がある雰囲気で、まとめ買いで値引きもしてくれましたよ。
3:国立故宮博物館
迪化街からは、MRT「士林駅」へ移動し、駅からバスに乗り換えます。または、士林駅からならタクシーで移動しても10分くらいなので、バスの乗り方に不安がある人は、数人でタクシーの利用がおすすめですよ。
私は士林駅とは別の場所からバスに乗って国立故宮博物館まで行きましたが、乗り換えが必要なのを知らずに、一苦労しました。苦労すると良い経験になるので、あえてバスにチャレンジするのもおすすめです。
博物館はとても広く、台湾の現地の人もたくさん訪れていました。
広い場所なので、2~3時間くらいの余裕は必要です。お昼前に到着すると、次の場所に余裕を持って移動できますよ。
博物館では、白菜やトンポーロの形をした人気の宝物があります。自撮り棒はNGですが、自由に撮影をしても良いので、ぜひ記念に残したいですね。
1回にあるレストランでは、白菜やトンポーロの宝物とそっくりの料理が楽しめます。1,400元からとお値段は高め。私は貧乏性なので、レストランの雰囲気を楽しむだけにしました。
4:ノスタルジックな九份へ
九份へは、穂芳駅からタクシーで行く方法や、タクシーで忠孝復興駅まで移動してバスに乗り換える方法があります。
夕方から夜にかけてライトアップするので、国立故宮博物館を早めに出て、夕方4時くらいまでには九份に到着すると良いですよ。
九份の街自体は、3~4時間くらいで観光できます。夜は人が多くなり混み合うので、事前に立ち寄りたいお店があったら、チェックがおすすめです。
できれば、九份で1泊すると台北市内への帰りの時間を気にしなくて済みます。九份は夜のにぎやかな雰囲気と、朝の静かな様子どちらも楽しむのがおすすめです。
または、翌日は台北市内の観光なので、夜のうちに台北市内に戻る方法もあります。
3日目
1:パワースポットの龍山寺へ
3日目の早朝からは、台北のパワースポット龍山寺へ行きます。朝は6時から参拝に行けるので、地元の人も朝早くから訪れていますよ。
龍山寺周辺は、レトロな雰囲気の街となっています。300年近くの歴史があるエリアで、戦前レトロな雰囲気があります。
MRTでは「龍山寺駅」へ目指してください。駅からは徒歩3分の立地です。
(九份にあったお寺)
私は、九份にあるお寺に行きましたが、台湾の方は、信仰が熱い人が多いと感じました。宗教的な場所なので、正式な参拝方法を覚えておくと良いですね。
入り口の門の敷居は踏みません。左足から入ります。線香を頭上に上げ、頭を3回下げて、願い事を唱えてもOKです。
2:台北101で買い物
MRT龍寺山へ進み、世貿駅へ移動します。
台北101は、508mで台北一の高さをほこる高層ビルです。下階にあるショッピングゾーンでの買い物や、上階の展望台で台北市内を一望するのも良いですね。
私は台北101内にあるフードコーナーで小籠包を食べました。オープンしたてのお店で、有名店ではありませんが、混まずに美味しい小籠包が食べられましたよ。
3:スーパーでお土産をまとめ買い
いよいよ台湾旅行も終盤に差し掛かっています。MRTで中山駅まで移動し、パイナップルケーキやばらまきのお土産を買います。
中山駅の近くには「家楽福(カルフール)」というスーパーがあります。24時間営業のスーパーで、パイナップルケーキや雑貨なども買えますよ。
(台北101にあったスーパー)
また、飛行機の関係で移動する時間がないときは、台北101内にあるスーパーでばらまきのお菓子を買うのもおすすめです。
私は、台北101のフードコート近くにあるスーパーに立ち寄りました。空港に移動する前のちょっとした時間帯でお土産が買えたので便利でしたよ。
3泊4日のモデルプラン
私は3泊4日の台湾旅行でしたが、以下の場所に行けました。(昔のことなので多少違うかもしれません)
- 1日目:空港から穂芳駅へ進み、駅からタクシーで九份へ
- 2日目:九份の朝を楽しむ、台北に移動し国立故宮博物館へ
- 3日目:国立台湾博物館、迪化街
- 4日目:空港へ移動
私は海外旅行が初めてなので、1日あたり1か所~2か所くらいの移動でした。
地下鉄や電車での移動に時間がかかったり、食事する場所を選ぶのに時間がかかったりしたので、1日に多数詰め込まないことが大切ですよ。
上級者になれば、3泊4日で以下のようなモデルプランもおすすめです。
- 1日目:空港から忠烈祠、西門調で買い物
- 2日目:龍山寺、饒河街観光夜市で食事
- 3日目:猫空ロープウェイ、淡水で食べ歩き、漁人碼頭で夕日を見る
- 4日目:空港へ移動
台湾旅行は何泊?のまとめ
台湾旅行初心者は、移動に時間がかかるので、3泊4日がおすすめです。また、九份だけなら最短の1泊2泊でも楽しむことができますよ。
何泊がいいか迷ったら、次の点に注意してくださいね。
- 1日目の午前は移動時間でつぶれる
- 最終日は観光がほとんどできない
2日観光を考えているなら3泊4日、3日観光したいなら3泊4日が必要です。最終日は飛行機に乗るため早めに移動する必要があるので、買い物以外ほとんどできないと思ったほうが良いですよ。