雨でも楽しめる台湾の観光スポット6選!
「雨が多い台湾でも楽しめる場所は?」「屋内で雨に濡れず観光できる場所に行きたい」
台湾は年間を通して雨が多いので、雨の日でも楽しめる観光地をチェックしておきたいですよね。
雨の日でも行ける観光地がわかると
- 雨でも観光が台無しにならない
- 天候に合わせて行く場所を選べる
- 雨でも雰囲気のいい場所がわかる
台湾は雨でも楽しめるスポットが多数あるので、せっかくの観光が雨で台無しになりませんよ。
しかし台湾にある観光地から自分で雨天対応の場所を選ぶのは大変。だからこそ台湾に行った私が、雨の日でも行ける台湾観光スポットをまとめてみました。
全部で6か所紹介しているので、幅広いニーズに対応できます。台湾旅行で雨の日にそなえたプラン設計がしたい方は、ぜひ読み進めてみてください。
雨でも楽しめる台湾観光スポット6選
台湾で雨の日でも楽しめる観光スポットは6つです。一部屋外もありますが、雨だからこそ楽しめるスポットもあります。
- 九份
- 士林夜市
- 故宮博物院
- 台北101
- 台北駅地下街
- 博物館
どこも台北では有名な観光スポットなので、好みに合わせてチョイスしてみてください。
1・九份
年間を通して雨が多いのが、台湾の九份(ジョウフン)。別名では「キュウフン」や「ジュウフェン」と呼ばれることもあります。
もともと九份にある街のため、雨に降られることが多いです。雨の日でも九份に行く人が多いのは、提灯の灯かりが雨粒に当たり幻想的な雰囲気があるためです。
晴れた日の九份は海まで見渡せるのですが、雨が降って霧がかかると街全体が煙で包まれたようになります。霧に包まれた様子がまさにジブリにある「神隠し」の雰囲気となるので、雨の日の九份はおすすめです。
- 観光名:九份
- 住所:台湾新北市瑞芳区
- アクセス:瑞芳駅よりタクシーまたはバス
- 営業時間:10:00~18:00くらいのお店が多い
もっと九份のことを知りたい方は、下記記事もご覧ください。
2・士林夜市
士林夜市は、台湾にある夜市の中でも最大規模です。飲食店はもちろん激安洋服店や雑貨店も入る夜市なので、幅広い買い物が楽しめます。
夜市は基本的に屋外に屋台が設置され、食べ歩きや屋外のテーブル席で食事をするのが一般的。また士林夜市は「美食区」と呼ばれる地下1階の部分もあるので、雨が降ったら屋内に入ることができます。
とはいっても台湾の人たちは少しくらいの雨なら平気なようで、屋外にある屋台でも普通に楽しんでいるようです。もし雨がひどくなったら地下に入って食事を楽しんでくださいね。
- 観光名:士林夜市
- 住所:台湾台北市士林区
- アクセス:MRT劍潭駅から徒歩3分
- 営業時間:16:00~24:00くらいのお店が多い
3・故宮博物院
故宮博物院は、台湾を代表とする博物館です。展示物があるスペースはすべて屋内なので、雨の日の台湾でも問題ありません。
展示物は正面に見えてくる「本館」にあります。本館には、有名な白菜の「翠玉白菜(ツエイユィーバイツァイ)」や豚の角煮に似ている「肉形石(ロウシンシー)が見られます。
館内を全部回ろうとすると1日はかかるので、時間がない方は3階から攻めましょう。内部が17層になっていて繊細な作りの丸い象牙の名品は、1階にあります。
- 観光名:故宮博物院
- 住所:台湾台北市至善路二段221號
- アクセス:MRT士林駅からバスに乗り換え
- 営業時間:8:30~18:30(金土21:00まで)
- 料金:350元
- URL:https://www.npm.gov.tw/ja/
4・台北101
台北101は、台北一の高さを誇るビルです。上層階に上がれば台北市内の眺望が楽しめて、下の階にはレストランや買い物フロアなどがあります。
展望台に行くには、5階からエレベーターに乗ります。雨の日には88階~89階の展望フロアから、台北市内を眺めてみましょう。
台北101でおすすめなのが、地下1階にあるフードコート。マンゴーかき氷のお店から、小籠包が食べられるお店も入っています。
- 観光名:台北101
- 住所:台湾台北市信義路五段7號89樓
- アクセス:MRT台北101/世貿駅から徒歩1分
- 営業時間:9:00~22:00
- URL:https://www.taipei-101.com.tw/
5・台北駅地下街
台湾で雨が降ったら行きたいのが、台北駅にある地下街です。台北駅中心部から複数の地下街が通っているので、気温が高く屋外に出たくない日や、雨の日でも過ごしやすいです。
地下街には、100元の激安洋服や、アニメやゲームなどが楽しめるコーナーもあります。ところどころには占い店、飲食店も入っているので、1日中過ごせる場所です。
また台北駅の地下街からは、三越やQスクエアなどの百貨店やショッピングモールにも直結しています。誠品書店にも行けるので、雨の日は地下街を散策するのがおすすめです。
- 観光名:台北駅地下街
- 住所:台湾台北市民大道1段
- アクセス:台北駅より
- 営業時間:24時間通行可(お店によって違う)
6・国立台湾博物館
台湾で雨に降られてどこにも行くところがないなら、博物館に行って芸術に触れてみましょう。二二八公園内にある「国立台湾博物館 本館」とその向かいにある「国立台湾博物館 土銀展示館」がおすすめです。
2つの博物館は共通のチケットで入ることができます。博物館の受付の方は、日本語も多少使えるようで、日本人向けに「向かいの博物館共通で使えます」と教えていただけました。
本館は日本統治時代にできた博物館で日本人にもゆかりがある建物です。内部に入ると大きなステンドグラスが付けられたトップライトが見事なので、チェックしてみてくださいね。
もうひとつの建物は元銀行だった建物。巨大な恐竜の標本が展示してあるので、子どもたちもの楽しめるスポットです。
- 観光名:国立台湾博物館 本館・土銀展示館
- 住所:台北市中正區襄陽路2號
- アクセス:MRT台大医院より徒歩3分
- 営業時間:9:30~17:00
- 料金:30元(土銀展示館も共通)
- URL:https://jp.ntm.gov.tw/
台湾の雨にそなえたいこと
最後に台湾で雨に降られることを考えて、そなえておきたい物を紹介します。台湾で雨が多いのは6月で、9月いっぱいの台風シーズンまで雨が続くので、雨対策をしておきましょう。
靴
台湾の夏には南国特有のスコールがあるので、いきなり土砂降りとなりあたりが水浸しになることも少なくありません。そんなときに水を吸いやすい靴だと不快になってしまうので、現地の方はサンダルを履いている場合が多いようです。
しかし台湾旅行者は長時間歩くことを考えて、防水スプレーをしたスニーカーがおすすめです。雨が染みにくい合皮タイプのスニーカーもいいかもしれませんね。
雨に濡れてもいいサンダルを選ぶ場合は、足にフィットしてたくさん歩けるタイプを選んでください。本来はスニーカーがおすすめですが、サンダル派のためにおすすめサンダルメーカーを下記記事で紹介しているので、合わせてご覧になってください。
折りたたみ傘
台湾は年中雨が多いので、旅行バッグには折りたたみ傘を持参しましょう。日傘と雨傘兼用タイプだと、台湾の暑い日差しから肌を守ることができます。
もし折りたたみ傘を持って行くのが荷物になるようなら、台湾で買うのもアリ。雨が多い台湾では、多くの場所で傘を販売しているので心配しなくても大丈夫です。
カッパ
九份や夜市など、狭い通路で人が多く集まる場所は、カッパが必須です。傘をさすと通行人に迷惑をかける恐れがあるので、人を気にしなくていいカッパが便利です。
カッパは100均で売られている安価なものでOK。台湾でカッパを使い倒して捨ててしまう気持ちで持って行くと、帰りの荷物を減らすことができます。
ただ土砂降りになったときは、カッパは役に立ちません。南国特有のスコールは長時間振ることは少ないので、屋内や地下街などに入って1時間ぐらいやり過ごすのが正解です。
服装
台湾は湿度が高く蒸し暑く、さらに雨が降ると考えると、服装選びが重要です。インド綿のように汗や雨で濡れてもすぐに乾く素材や、シフォンやレースなど通気性のよい素材の衣類を選びましょう。
Tシャツを着て行きたい場合は、速乾素材の素材が便利です。台湾は夜市があまり清潔ではなく、雨に濡れると泥はねもあるので、白い洋服は避けるのが無難です。
台湾の女性はホットパンツに近いショートパンツを履いていることが多いのも、汚れず涼しくいられるため。ロングスカートやワンピを着たいなら、博物館・レストラン・デパートなどきちんとした身なりで行くお店を選びましょう。
9月に台湾に行く方は、下記の記事も参考にしてみてください。
台湾旅行が雨でも楽しめる旅行計画を立てよう
台湾は雨が多いので、事前に雨プランを練っておくのがおすすめです。晴れた日と雨と2パターン旅程を組んでおくことで、突然の雨でも迷わないと思います。
雨が降っても楽しめる施設は台湾にたくさんあるので、せっかくの旅行を台無しにしなくて済みますよ。また台北市内は歩道がアーケード状になっている所も多く、雨に濡れず移動できる場所もあります。
台湾で雨が降る時期に旅行するなら、紹介した観光スポットを参考にしてみてくださいね。