台湾にサンダルで行くのはあり?→スニーカーにすべき

台湾サンダル

 

「台湾は暑いのでサンダルがいい?」「蒸れないサンダルを履いていきたい」
台湾旅行で役だった物としてよくサンダルが紹介されているので、サンダルで行くべきか迷ってしまいますよね。

 

私も台湾旅行前にビーチサンダルを持って行くべきか迷いました。結果的にスニーカーだけで行ったら大正解でしたよ。

 

台湾にサンダルで行けば快適さは得られますが、危険なため止めたほうがいいです。

 

台湾に履いていく靴がわかると

  • 荷物が少なくて済む
  • 現地で安全に旅行できる
  • 靴が濡れるのかわかる

一番心配なのは蒸れや雨で濡れることでしょう。台湾は蒸れよりも安全性を考慮したほうがいいのです。

 

サンダルが重宝したという人がいる理由と、台湾はスニーカーで行くべき理由を紹介します。

 

台湾にサンダルがいいといわれる訳

台湾サンダル

 

台湾旅行をした人のブログなどを見ていると「台湾はサンダルがいい」「ビーチサンダルが便利だった」という口コミを見ることがあります。確かに蒸し暑く雨が多いため、サンダルはあると便利なのです。

 

台湾は暑いのでサンダルだと快適だから

台湾は気温だけでなく湿度も高いので、スニーカーで1日中過ごせば足が蒸れてしまいます。私が1日中スニーカーで台湾を歩き回ったときは、足に汗をかいて靴が臭いかも?と思うこともありました。

 

雨に濡れてもサンダルだと問題ない

次に台湾でサンダルがいいといわれるのは、雨が多いから。南国特有のスコールがあるので、市内が土砂降りとなり冠水することもあるくらい。

 

台湾市内が水たまりだらけになっても、ビーチサンダルだと濡れても気にならない。だからこそ台湾に住んでいる現地の人も、ビーチサンダルをよく履いています。

 

注意したい台湾にサンダルを履いていくこと

台湾サンダル

 

台湾では「蒸れにくい」「雨に強い」ことからサンダルがあると便利なのですが、それでも以下の理由から旅行者はスニーカーを履いていくのがおすすめです。

  • サンダル禁止の場所に行く場合
  • 台北市内でも段差が多くサンダルだと歩きにくい
  • 雨が多いのでサンダルだと滑る恐れがある
  • 屋内は冷房が効いていてサンダルだと足元が冷える
  • 階段が多い九份にサンダルは向いていない
  • 夜市にサンダルだと人が多く危険

 

サンダルだと危険性や歩きにくい理由から、台湾はスニーカーを履きましょう。

 

サンダル禁止の場所に行く場合

台湾サンダル

 

台湾でサンダル禁止の場所に行く場合は、サンダル以外の履物を用意する必要があります。よく「サンダル禁止」といわれるのが、故宮博物院ではないでしょうか。

 

現地では「サンダル禁止が報道された」こともあるようですが、故宮博物院の日本語サイトにはそのような表記はありません。

 

不適切な服装はご遠慮ください。

リュックサック、旅行カバン、スーツケース(A3サイズを超える身の回り品)などは手荷物一時預り所にお預けください。当博物院は必要時に安全検査を行うことがあります。
出典:故宮博物院

 

博物館に入る前は、ドリンク類やリュックなど大型のかばんは、ロッカーに預ける必要があります。故宮博物院は国宝級の展示物もあるので、入場規制があります。

 

不適切な服装は具体的に提示されているわけではなく、日本人が美術館や博物館に行く服装であればまず問題ありません。台湾の方は公共施設で座りこんでしまう例も多いようで、日本人の感覚とは違うため、服装のマナーを周知させるために記載しているのだと思います。

 

台湾サンダル

 

私が故宮博物院に入場した際には、不適切な服装で止められている方はいませんでした。さすがにハイヒールで床材を傷める恐れのあるものはNGでしょう。サンダルNGは絶対ではなく、数は少ないですがサンダルを履いている人もいました。

 

あと台湾でサンダルが禁止されているのは、よほどの高級なレストランやホテルくらいです。ドレスコードの指定がある場所に行く場合は、サンダルを履いていくことはできません。

 

台湾にあるほとんどのレストランやホテルでもサンダルOKなので、高級店に行く人だけは注意してくださいね。

 

台北市内でも段差が多くサンダルだと歩きにくい

台湾サンダル

 

台湾にサンダルを履いていかないほうがいい理由に、段差が多いことが挙げられます。台北市内を歩くときでも、歩道には段差や坂になっている部分が多いので注意が必要です。

 

市内だからといって、日本のようにフラットにする習慣はないようです。段差に滑り止めが付いた金属製の板が通されている場所もあるので、底がツルツルしているビーチサンダルだと滑る恐れがあります。

 

雨が多いのでサンダルだと滑る恐れがある

サンダルは雨に濡れてもいい一方で、雨に濡れると滑りやすくなります。とくにビーチサンダルのような靴底の素材だと、雨に濡れて滑りやすく注意してください。

 

床面が大理石のようにツルツルしている屋内に入ると、滑る可能性がありますね。台湾は雨に濡れることを考えて、全天候に対応できて靴底が滑りにくい靴がおすすめです。

 

屋内は冷房が効いていてサンダルだと足元が冷える

台湾は屋外がかなり蒸し暑いのですが、屋内に入ると冷房が効いていて冷えます。サンダル履きだと冷房で足元が冷えやすいので、女性は控えたほうがいいように思います。

 

冷えが来るのは大抵足元からで、上に羽織ものを1枚プラスしても意味がないです。冷房ですぐに足元が冷えやすい方、お腹に着やすい方は保温性のあるスニーカーがおすすめです。

 

階段が多い九份にサンダルは向いていない

台湾サンダル

 

九份は急な階段や坂道が多く、基本的にサンダルは向いていません。ハイキングに行くくらい、しっかり歩きやすい靴を選んでください。

 

夜市にサンダルだと人が多く危険

台湾の夜市はかなり人が多いです。イメージとしては、日本にある有名なお祭りくらい。お祭りで左右に屋台が出ている様子と夜市は似ているので、サンダルだと危険があることはわかりますよね。

 

人が多いところにサンダル履きだと、誰かに足を踏まれる危険性があります。サンダルが脱げてしまっても、靴が見つかるとは限りませんしね。

 

あと夜市はあまりきれいじゃないので、水たまりがある場所をサンダルで入るのはおすすめできません。

 

結論→必要なら現地で買うと安い

台湾サンダル

 

台湾旅行では長時間を歩くことを考えて、スニーカーがいいです。しかし台湾ではサンダルを履きたくなるシーンもあるので、その場合は現地で買うのもおすすめですよ。

 

サンダルが必要なシーンでは現地で買おう

台湾旅行でサンダルがあると便利なのが、飛行機内やホテル内です。飛行機で靴を長時間履いていると蒸れやすく疲れやすいので、サンダルに履き替えたいですよね。

 

ホテル内もサンダルがあると、浴室を歩き回るときに便利です。台湾のホテルや民宿などは、トイレとお風呂が一緒になったタイプが多いので、床が濡れてもいいサンダルがあると役立ちます。

 

客室にサンダルが用意されていることもありますが、紙のスリッパだと濡れると役立ちませんからね。ホテルや民宿によってはビーチサンダルが置いてあって、水回りにそのまま歩いて行けるところもあるので、必要なら事前に確認しておいてください。

 

台湾サンダル
台湾の人がよく履くビーチサンダルを買って使う方法もあります。足の甲の部分をしっかり覆うデザインで、ちょっと古臭いですが台湾の人はよく履いています。

 

日本でいう古いトイレにありそうなサンダル。現地で買っても安いので、必要なら台湾で買うことを考えるのもアリです。台湾のサンダルの特徴は、下記リンクから確認できます。

 

 

長時間歩いても疲れないスニーカーがおすすめ

台湾旅行中は滑りにくさだけでなく、長時間歩くことを考えてスニーカーがいいですね。靴底にクッション素材があるものや、靴底がしっかりしたスニーカーを選ぶのが正解です。

 

私もいつも履きなれていて、長時間歩けるスニーカーで台湾に行ったら、足が痛くなることも滑ることもなく快適に過ごせました。蒸れが気になるなら、通気性のよいスニーカーを選べばいいです。

 

あと台北市内のビルがあるところは、歩道に屋根が付いてアーケードのようになっています。台北市内を移動するなら雨が降っても大きく濡れることはありませんよ。

 

台湾サンダル

 

歩道全体をアーケードにしてしまうのは、雨が多い台湾ならではの知恵だと思いました。台北市内を移動するときは、アーケードを通ればホテル→地下鉄まであまり濡れずに直行できます。

 

もしスコールで道路が冠水した場合は、違う場所で雨宿りしてください。スコールは1時間くらいで止むので、その間にデパートや地下街などに入ってしまえば、買い物が終わった頃には雨が止んでいるはずです。

 

もし持参したスニーカーが濡れてしまったら、ドライヤーで乾かしつつ、ある程度乾いたら靴の中に紙を丸めたものを入れておくと翌朝には乾きます。

 

どうしても台湾にサンダルを履いていきたい人向けアイテム

台湾にサンダルはおすすめできませんが、どうしても履きたい方向けに2パターンを紹介します。スニーカーだと蒸れやすい方は、足をしっかりホールドしてくれて、靴底が滑りにくくなっている2つのブランド商品がおすすめです。

 

クロックス

台湾サンダル

 

クロックスは足全体をしっかり包み込み、靴底も滑りにくいのでおすすめです。長時間歩いても疲れにくい対策もしてあるので、街歩きにも対応できます。

 

またクロックスならストラップの付け外しもできて、脱げないよう対策もできます。ホテルや飛行機内などすぐに脱ぎたいときにも、長時間歩くときにも対応できますね。

 

 

  • 靴底が柔らかくて疲れにくい
  • 防臭性もあるので長時間履ける
  • スカートに合うデザインもある

 

 

chaco

台湾サンダル

 

歩きやすいスポーツサンダルを選びたいなら、chacoがおすすめです。チャコは北カルフォルニアにあるシューズメーカーで、アウトドアで履けるサンダルを販売しています。

 

スポーツシーンにも対応できるサンダルなので、靴底のグリップ力や耐久性があるのが特徴。ストラップが足全体を包み込むので、ホールド力もあります。

 

チャコは靴底が適度に湾曲していて、疲れにくい対策があるのもポイントです。スポーツサンダルのためデザインはカジュアルですが、カラフルな色使いは南国の台湾にも合いますね。

 

  • 本格アウトドア仕様のサンダル
  • 価格が1万円程度でちょっと高め
  • そのまま水の中に入っていける

 

 

台湾に行くならスニーカーがおすすめ

台湾旅行では多くの方が1日中歩き回ることになると思います。現地の人がサンダルを履いているのは、バイクや地下鉄などで移動するから。

 

日本人が台湾に行ったときは長距離を歩くことになるので、普段履きなれたスニーカーがおすすめですよ。スニーカーは防水スプレーをたっぷりかけて、雨対策をしてくださいね。

 

どうしても雨で靴が濡れてしまう場合は、台湾でサンダルを買うのがおすすめ。台湾には安いサンダルが多く売られているので、現地で調達したほうが便利です。

 

日本からスニーカーを持って行くなら、汚れてもいい履きつぶしたスニーカーを持って行く方法もあります。濡れたり汚れたりしたら捨ててしまい、現地で靴やサンダルを買えばいいですしね。

 

台湾旅行にサンダルは「滑りやすい」「踏まれて痛い」「長時間歩けない」ことからおすすめできません。どうしてもサンダルがいい方は、長時間歩くことに対応した2つのブランドを比較してみてください。